【連載】不動産の実務を探る□33□畑中学、マンションの運営状況の伝え方(2)、修繕に不足は“どこにもある話”、駐車場の空きも影響
前回は決定事項ではない「長期修繕積立金の増額検討」を不動産取引でどう伝えるかについて書いた。
管理運営上の金銭面について、決定事項ではないが総会で話し合われている事項は購入者に伝えるべきだが、その言い方やニュアンスは意外に難しく考えてしまう。購入者は当然のごとくお金にはシビアであり、修繕積立金が上がると生活が成り立ちにくい、そう考えている方が多い。そのため、総会で増額の検討をしている=すぐにで ...