【連載】住宅産業の発展と進化~その成立から現在・近未来までのあり方を探る~、住宅問題評論家加藤憲一郎、第14回業界団体が果たした役割(2)、住宅政策や住生活のあり方
■昭和46年以降、諸制度の整備
昭和46(1971)年以降になると、プレハブ住宅をめぐる諸制度が整備されてきた。
昭和46年度に建設省(現・国土交通省)は「総合技術開発プロジェクト(総プロ)」を発足、翌47(1972)年度には、工業技術院が「プレハブ住宅普及のための建材の規格化」の推進を開始。一方、通商産業省(現・経済産業省)は、「工業生産住宅等品質管理優良工場認定制度」の施策を打ち出した。
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