ぼろアパート投資家Sさんの場合、融資引き締めは好機か、ライバル減ると購入に舵、狙いは郊外の低稼働物件、プロ参入?で近年は購入できず、スルガ問題は“追い風”
東京都内に住むSさんは、いわゆるサラリーマン大家だ。一棟アパートを中心に区分マンションなど計約60室を運営する。Sさんは今、保有物件のローン見直しを進めている。新たな物件購入のために、残債の少ない物件を中心に抵当をはずして共同担保にすることを考えている。
Sさんの投資は、老朽化した木造アパートと区分マンションの2本建て。アパート、マンションともに数年で売却して利益を確定することもあれば、長期で ...