【連載】CFネッツ流新・大家実践塾□30□、底地の相続税評価額、税額が時価上回る可能性、相続破産逃れる対策は早期に
底地の相続税評価額は、財産評価基本通達25で、その宅地の価額から借地権の価額を控除した金額によって評価する方式(以下「借地権価額控除方式」)が採られている。
しかし、換価が困難で流通性が低い底地の特殊性から、底地を第三者に売却する場合には、低廉な地代を基準とした収益価格による算定が標準となるので、底地の時価は更地価格の10%~15%となってしまい、借地権価額控除方式による評価額での売却は困難で ...