相続した北関東のアパート、大学移転で目立つ空室、大学新設で、父は故郷でアパート経営、賃貸需要低迷で家賃は3万円を切る、売却にも時間
東京都内に住むサラリーマン投資家Sさんの悩みは、相続である。Sさん自身の不動産投資は「それなりに順調」だというが、父親がアパート建設に伴う借金を残したまま死亡したという。
Sさんは東京出身。父親もサラリーマンだったが、妻(Sさんの母)が亡くなったのを契機に、仕事を退職して出身地である北関東の小都市に引き込んだ。先祖から引き継いだ土地に開発にかかったのをきっかけに、一部の土地を売却し、その資金で ...