不動産競売の市場収縮、価格の高止まりが原因、転売業者は手を出せず、東京の物件数は2割減少、東京地裁本庁不動産競売改札データ2018年上期、2018上期東京地裁本庁物件落札企業上位
不動産競売マーケットが収縮している。不動産価格の高騰とその高止まりにより競売物件の取り扱いにうまみがなくなったとして、競売市場から退出したり、競売物件を見合わせる事業者が増えているようだ。首都圏で不動産競売情報を提供するエステートタイムズ(東京都豊島区)によると、入札の物件数は2010年以降から減り続け、2018年上期の1都3県の物件数の合計は1年前の水準と比べて1割減少した。競売市場と今後の見 ...