【2018年下半期の展望と課題】、不動産流通、価値を伝える能力追求、建物診断など成約連動か?、中古売買市場は堅調維持
不動産流通業界にも転機が訪れている。中古住宅の流通活性によって空き家問題の解消につなげようと国も新築から中古へと政策の軸をシフトした。築古の物件をリノベーション・リフォームにより物件価値を上げて再販するトレンドの定着は、単に物件を右から左に流す仲介だけでは消費者が納得しない表れ。早期成約に結び付けようと、最近ではホームステージングを導入したりもする。もっとも、中古住宅で消費者が気にするのが物件に ...