【2018年下半期の展望と課題】、住宅、多角化でニーズ拡大へ、一次取得向け木造に新商品
2017年度の新設住宅着工戸数は94万6000戸(前年度比2・8%減)と、3年ぶりに減少に転じた。消費税率引き上げ前の駆け込み需要に期待を抱きつつも、将来的には国内の住宅市場は縮小する見通しだ。こうした状況を見越し、住宅メーカー各社は一次取得層への供給拡大や土地活用、既存住宅のリフォームといったニーズの掘り起こしや収益の柱の多角化などに注力している。
住宅大手メーカー各社は、普及価格帯商品の開 ...