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天壌無窮/枯れお花の供養/愛別離苦の摂理

 「九州での話。毎月、供養のためお墓に花を持って墓参に訪れる老婆がいた。ある時から枯れたお花を持ってくるようになった。近所の人々は、呆けてしまったと言ったが、ボケたのではなく、神に近づいてきたのだ、お婆さん自身が神になっているのだ…」と。かつて観た映画の一シーンのような情景だ。\n 連休の半ば、強風の吹き荒れた5月4日。縁戚の葬送に参列した。読経後の導師の説法。\n 現代は、老いたる人々、役に立た ...

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掲載日: 2004年5月27日