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天壌無窮(116)/小石川植物園の春/風雪、雑踏、静寂

 「昆陽青木文蔵が享保20年(1735年)、備荒と経済の植物として、はじめてこの場所にさつまいも(甘藷)を試作して成功したところである」。\n 石碑「甘藷試作地跡」の添書き。歴史と風雪の重みが伝わってくる。3月13日、蓮華寺坂を上り小石川植物園を訪れた。\n 閑静な住宅街、更に静かな杜。古びた正門から中に入る。広がる樹木、薄桃色の花々に惹かれ、梅林、日本庭園を目指す。\n 同植物園は、東大附属施設 ...

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掲載日: 2004年4月8日