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実録 鑑定の現場から、不動産鑑定士・海老沼事務所代表・海老沼 利幸、(93)、「共有持ち分」の異なる出口検証、普通に評価するのが公平
今回は「共有持ち分」の譲渡に関して紹介します。これは、不動産というカテゴリーの中でも鑑定額が変わることが多々あります。
例えば、土地と建物をAさん、Bさんの2人で2分の1ずつ共有している場合、その多くは夫婦だったり、親族だったりします。この場合の売買は、土地も建物も一括して売却することが通常で問題となることはありません。しかし、土地はAさん、Bさんの共有で建物がAさんのみの所有権だったり、逆に ...
