これは、実際に当社が管理する部屋で起きた案件で、原状回復の善管注意義務違反による損害賠償請求事件での小額訴訟で提訴した事例である。数年前に現オーナーが取得し、貸し主も現オーナーの名義となっているため、オーナー名での訴訟となる。 　物件は、都内南西部にある築後２０年のＲＣ造マンションの一室。この敷金清算に当たり、本人立ち会いのもと、明け渡し時に現状確認したところ、汚損・破損の状況が激しく、故意・過 ...