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中古活用の新潮流~循環型市場を目指して~、富士通総研経済研究所上席主任研究員米山秀隆、6、不動産総合データベースの可能性、普及にはインセンティブが必要

 空き家問題がここまで深刻化した一因には、戦後から高度成長期にかけて住宅が慢性的に不足し、供給を急ぐあまり住宅の質が劣化してしまったことがある。戦前の住宅は、棟梁が腕の立つ職人と良質な資材を集め、責任を持って施工することが普通で、そうした住宅が今でも古民家として残っている。しかも、高度成長期には住宅不足を解消するため、市街地を外縁部に拡大し、農地も宅地に転用することで、居住地域を広げていった。   ...

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掲載日: 2016年3月21日