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競売物件 東京地裁 開札トピックス(1082)、ワイズ不動産投資顧問・山田 純男、申出額未満の入札13本無効多い経験の浅い競売参加者
不動産競売には債権者が差し押えして競売手続きを進めようとしても、裁判所がそれを取り消すことがある。もちろん競売申し立て自体に欠陥がある場合はもちろんだが、「無剰余取消」というのもある。
これは競売を申し立てた債権者の債権が、評価された買受可能価額(売却基準価額の8割)で競落された場合には全く回収の見込みがない競売を裁判所が取り消す制度である。
こんなことが生じるのは、まず申し立てた債権者に先 ...