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不動産金融のチカラ(115)、澤田 考士、価格の安定推移を示す商品性
東証REIT指数は、15年6月ころまで1800~1900ポイントの圏内で推移を続けていたが、ギリシャ問題への懸念や中国株式市場の低迷などの影響で、7月には1800ポイントを下回った。J-REIT市場は、その後もしばらく上値が重い展開を示したが、9月8日の1509.63ポイントを底値(終値ベース)として回復傾向を示し、足元では1700ポイント台で推移している。東証REIT指数が急落する局面もあり、 ...