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【資産運用特集】首都圏ワンルームマンション市場動向、価格高騰、利回り低下、15年供給見込み7000戸、寄稿東京カンテイ市場調査部上席主任研究員井出武
建築コスト高はようやく一段落つきそうな気配だが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでは高止まりするとみられる。それまで高利回りが期待できた中古ワンルーム市場も10%以上の価格上昇が響き利回りが6%台に下落した。その半面、日本国の国債利回りは0.3~0.4%台で推移し空前の低金利が長期間続いている。国債金利との利回り差を示すワンルームマンションの“イールド・スプレッド”は日本の金融商品 ...