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連載
弁護士・金子博人の重要判例ピックアップ(193)、消滅した地縁団体名義の土地への課税、租税法定主義で破棄差し戻し
【はじめに】
大阪の堺市で、登記簿の表題部の所有者欄に「大字西」と記載されている土地について、平成18年から20年まで固定資産税および都市計画税の賦課徴収を怠り、5年の消滅時効を完成し堺市に損害を与えたとして、堺市長だった者と、賦課徴収の専決権限を有する市税事務所長を被告として、固定資産税等相当額の損害賠償請求をすることを求める住民訴訟を提起した。
地方税法343条1項は、固定資産税は固定資産 ...
