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2015、米国不動産市場を探る、奥田“サム”貞沖、中国資金で活況な米市場、ギリシャ危機の悪影響懸念
7月初旬、中国株式市場では上海株が暴落した。ギリシャの財政破綻問題に注目が集まる中、わずか1カ月あまりで30%近い株価の急落が起きている中国の動向は、今後の世界経済への悪影響が懸念される。とりわけ高度成長で得た潤沢なチャイナマネーの還流で、活況を呈している米国不動産市場の動向も気になる。
●国内投資から海外不動産へ
6月初旬に訪れた香港市内は例年になく閑散としていた。ここ数年続いた中国本土か ...