「聞けば誰もがわかる駅にしか物件を開発しない」と近頃の分譲事業は立地の選別化が激しく目に余ると漏らす。例えば神奈川県の武蔵小杉は、ここ数年タワーマンションの開発が相次いで人口流動や地価上昇など価格が跳ね上がる好条件がそろっている。この先もしばらくは過熱が続く見通しでまさに一極集中、供給の嵐だ◆しかし、こうした風潮は右肩上がりの勢いで一見鮮やかな色調に映るものの、実のところは淡色の可能性もある。要 ...