不動産流通・売買・仲介
その他
台湾人富裕層の対日投資事例、不動産を買い求める理由、本葉国際資産管理林彦宏社長、日本初仕事は、契約書作成が難航、言語の壁乗り越え成約
私が日本で初めて売買契約をまとめたのは2009年で、東京湾岸にある港南のタワーマンションだった。台湾人による対日投資が始まった頃だ。当時、リーマン・ショック後というのもあって110平方メートルの角部屋のペントハウスが9000万円台。今なら優に億はくだらない。売り主は著名な映画監督だった。彼はそのマンションを売却して沖縄に移住している。
振り返れば、不動産の商習慣が台湾と似ているとはいえ、やはり ...