不動産流通・売買・仲介
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【不動産流通特集】首都圏の中古マンション市場の動向と展望、年間流通数45万戸超を想定、13年上期売り物件減り前年割れに、寄稿東京カンテイ市場調査部井出武・主任研究員
首都圏では中古マンション成約数の増加に加え、価格も上昇傾向が強まっている。東日本不動産流通機構の4-6月期の発表では7期連続で前年を上回り、東京23区の増加率は3割近い好調ぶり。流通大手はアベノミクス効果より一足早い昨年10月ごろから高額物件を中心に回復基調を実感してきたが、一般サラリーマン層向けの実需物件の取引増にも期待を寄せる。足元の中古市場とストック時代の今後を展望してもらった。
●流通 ...