東京都が発表した５月の住宅着工統計で都心３区（千代田、中央、港）の着工戸数が前年同月比２．５倍となったことがわかった。マンションなど貸家の着工が増えたことが要因。貸家は都内全体でも３カ月連続で増加しており、来年の相続増税に備えた土地活用の動きが活発化している。 　都心３区の着工戸数は前年同月比１５１．５％増の７４２戸。４カ月ぶりに増加した。都では物件種別ごとの着工は把握していないが、「大型の賃貸 ...