Ｊリートによる物件取得が活発だ。リーマンショック後の低迷していた投資口価格は一昨年末から回復傾向が続いて資本調達（新規投資口発行）が容易な環境が整い、昨春から８社の新規上場があったほか公募増資が相次ぐ。とくに昨秋以降は市況回復が顕著で、今年１～３月の増資や新規上場による資本調達額（公表日ベース）は３０００億円を超え、物件取得額は６３８７億円（同）と過去最高水準となった。４月以降もこれまでに３２９ ...