米国では、失業率改善など国内経済の回復が顕著となり、不動産市場にも活気が出始めている。一方、売り物件の在庫が急減する中で、アジアからの不動産投資が目立っている。とりわけ住宅市場では中国からの個人投資家が急増し、市場の新たなトレンドを形成している。 ●加熱する住宅売買市場 　年明け以降、中古住宅市場では平均取引価格が上昇傾向にある。それを支える一因に、現金で一括購入する中国本土からの購入者の増加 ...