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台湾人は日本の不動産をなぜ好むのか?、信義房屋不動産 林彦宏社長、(7)、台湾の持ち家率85%、住賃貸需要は限定的
賃貸住宅業界は年明けから繁忙期に入っています。晴れて春に大学生になる人が地方から上京してきたり、新社会人を迎える人や、人事異動で転勤になった人など需要が増加するので、賃貸仲介会社にとっては書き入れ時です。
ただ、こうした事情は日本特有で、台湾で入学や転勤で賃貸需要は発生しません。持ち家志向が非常に強く台北市の持ち家率は85%に達するなど、基本的に賃貸住宅マーケットが小さいのです。人口(約231 ...