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不動産金融のチカラ、79、株式との相関低下がもたらす利点、澤田考士
12年後半以降、Jリート価格は緩やかながらも継続上昇したが、株価は全般的に低迷傾向が続いている。最近では、尖閣問題を契機とした日中間の緊張感の高まりから、企業業績の先行き不透明感が一層増した。
その一方、不動産賃貸事業をベースとしたJリートは安定的な分配金を期待できるとともに、分配金利回りが高水準であった。このような事情を背景として、Jリートが有望な投資先として認識された。
さらに、東京都心 ...