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弁護士・金子博人の、重要判例ピックアップ、57、隣地所有者に境界票や囲いの設置を求めることは可能か、種類や形状まで含めて裁判で解決可能に

【はじめに】  XとYは隣接者で互いに土地を持ち建物を所有していたが、その間に境界争いがあった。Xが訴訟を起こして境界を確定させ、その結果に合わせてYに対して境界標の設置と囲障の設置を求めた。しかしYが応じないので、訴訟を起こして設置を請求した。  民法223条によれば、「土地の所有者は、隣地の所有者と共同の費用で、境界標を設けることができる」と規定している。  また同法225条によれば、1項で「 ...

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掲載日: 2012年8月20日