住宅金融支援機構が証券化（ＭＢＳ）により調達した長期資金を民間金融機関に供給する住宅ローン「フラット３５」も過去最低金利まで低下している。機構が発表した８月の金利は、返済期間２１年以上で１．８４０％（前月比０．１ポイント減）と過去最低だった前月をさらに下回り、制度創設から初めて２％を割り込んだ。 　ＭＢＳ市場は、この１０年で残高１０兆円超の規模に成長したが、「独立行政法人住宅金融支援機構の在り方 ...