ハウス・住設
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【2012年下期 展望と課題】注文住宅、消費税駆け込み需要始まる、住宅各社、受注が増加、営業と施工のバランス課題、提案競争に注目
11年度の住宅着工戸数は2.7%増の84万戸、2年連続のプラスとなったが、注文住宅(持家建設)は1.2%減の30万5000戸。しかし、大手住宅メーカーは回復傾向を鮮明にした1年だった。今年度に入ってからも4月の受注こそ悪かったが5月、6月、7月と上向いたところが多い。消費税増税に反応し始めており、下期は追い風となりそうだ。
■引き上げ後に反落の恐れ
住宅メーカーの2012年3月期の業績は、 ...