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天壌無窮(95)/悠久の時空と大自然/波濤、滝、砂漠の力

 薄暗い回廊に入った。太古の洞窟のようだ。正面に金色と暗黒の波濤。水平線まで続く波間の濃淡と薄明。暗い金色以外は無彩色、幻想の世界の絵。「波の詩」と名付けられた作品だ。\n 9月25日、『千住博展』(日本橋・三越)を見た。\n その先には、「ウォーターフォール」の大作。滝を表象している。ほぼ全面に流水の白。肌理細かな流線が滝壺に落水。白光と蒼光。仄かな光景が眼前に。瞳孔が自然に吸い寄せられ、水面の ...

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掲載日: 2003年10月16日