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【2011年下半期の展望と課題】更新料有効も課題山積、止まらない空室増加、賃料、一時金下落も痛手、賃貸住宅管理
上期の賃貸管理・仲介市場では最高裁判所による3月と7月の敷引き、7月の更新料を巡る訴訟でともに有効判決が出たことに胸をなで下ろした業者が多い。ただし、相変わらず空室増加は続いており、賃料の下落にも歯止めがかからない。秋には管理業者の登録制度も始まる見込みだ。東日本大震災による混乱は落ち着いたものの、対処すべき課題が多いことには変わりない。
3月24日、最高裁第一小法廷は敷引特約を有効と判断、7 ...