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不動産金融のチカラ(64)、円高、国内投資家拡大の必要性、澤田考士
リーマン・ショック後、欧米が大幅な金融緩和を行うなか、円の魅力が相対的に高まって円高傾向が続いてきた。
こうした円高の進展は、海外からの日本市場への投資のリターン上昇要因となり、金融危機下における日本の不動産関連商品の海外投資家から見た収益率下落が緩和された。
また、金融危機から時間が経過するにつれ、Jリート価格は徐々に回復し、2010年後半に特に著しい上昇を示したわけが、円高傾向は、なお継 ...