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【夏期特集 復興へ、住宅・不動産の底力】業界挙げ被災者に住まい、震災後素早く「生活拠点」提供、事業より「仮設」建設を優先
「被災者の“住”は我われに任せて」。そんな決意が聞こえてくるかのように、住宅・不動産業界は東日本大震災直後から家を失った被災者に向けた住宅提供に昼夜を徹してあたった。賃貸住宅を扱う不動産業者は、被災者向け住宅の提供を全国の家主に呼び掛け、業界団体などを中心に数十万件の情報をまたたく間に集約した。建設業者である住宅メーカーは、国から要請のあった応急仮設住宅の供給に優先して着手。当初懸念された資材不 ...