その他
余滴
【余滴】「久しぶりにげんのうを握ったよ。手のひらもすっかりやわらかくなっていたけど、マメも復活した」と、福島で仮設住宅建設に携わっていた高齢の大工職人の笑顔が目に焼き付いている。
いま、被災地にもっとも必要なのは「職」である。地震と津波ですべてを失った人たちに対して職を提供することは、生き甲斐と日々の糧を被災者自身が働いて得るという意味でも意義深い◆また、仮設住宅に当選しても入居せず、そのまま避難所生活を送る被災者が多いという。街の中心部の仮設住宅に入居できれば問題ないが、東北地方でも中心部から離れた沿岸部が今回の被害の中心地だ。仮設住宅現場の周囲に生活利便施設と呼べるも ...
