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住宅ビジネスのパラダイムシフト(14)、立命館大学大学院教授、移住・住みかえ支援機構代表理事、大垣尚司、2011年の住宅ビジネス(1)、今年が「勝負の1年」、「団塊マネー」がいよいよ動く
■シニアビジネスのターニングポイントがやってきた
新しい年が明けた。2011年は2つの意味で住宅業界にとって極めて重要な1年となる。
まず、今年は、恐らくわが国で一番人口の多い団塊の世代を中心としたアクティブシニア層を開拓する上で勝負の1年となる。もともと団塊の世代が60歳に達する07年前後に、同世代の退職をきっかけとしたアクティブシニア向けビジネスの可能性が大いに議論された。
例えば、大 ...