ＩＰＤジャパンは１８日、年次セミナー「グローバル金融危機から学ぶこと」を東京で開いた。 　パネルディスカッションではドイツ証券不動産投資銀行部リサーチディレクターの小夫孝一郎氏が金融危機に学んだ教訓として「不動産の個別取引では恣意性の余地が大きいキャップレートに依存するよりも、ビルの床面積当たりの価格を指標とするべきではないか」と問題提起した。 　レンダー側の誤りを指摘したのは三井住友銀行不動産 ...