新築分譲マンション市場に本格回復の足音が響く。即日完売物件が続々と登場し、その足音は強まっている。デベロッパーも昨年から価格調整によって売れ残った物件を順調に消化してきたことで新規供給に軸足を移す。 　最近の特徴は７０００万台、８０００万円台といった高額物件の売れ行きが戻っていることだ。三菱地所が開発を進めている「パークハウス品川中延」の最高倍率は１６倍にのぼった。購入マインドはずいぶんと高まり ...