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取引紛争の事例と解決(145)、(財)不動産適正取引推進機構、建物賃貸借契約直後に貸主破たん、媒介業者に責任を取ってほしい、資力信用の調査義務、その範囲と説明責任が焦点
媒介業者から、貸主の資力信用に関する不適切な説明を受けたため、貸主に預けていた金銭が回収できなくなってしまいました。媒介業者や説明を行った取引主任者に責任を取ってほしいのですが。(佐藤 章二、45歳、自営業)
【苦情の内容】
佐藤さんは、インターネットカフェを開店する目的で、平成16年3月、業者Yの媒介で、Yの従業員で取引主任者であるY1から重要事項説明を受け、同日、貸主Aと建物賃貸借契約を ...