その他
連載
08年度マンション総合調査を読む(11)/長期優良住宅普及への課題/長期修繕計画と大規模修繕/マンションの情報を確認しよう/明海大学 不動産学部教授・齊藤 広子
■長期修繕計画の見直し
マンションを長く使うためには長期修繕計画が必要である。その期間は25年以上、新築時のものは30年以上であってほしい。短すぎるものはあまり意味がない。それは費用がかかる修繕が含まれず、見積もりが少なくなりがちだからである。
そして大事なことは計画の見直しである。一度、つくれば25年間使えばよいのではない。建物は予定通りに傷むとは限らない。そこで、人間の体と同じように、劣 ...