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競売物件 東京地裁 開札トピックス(744)/ワイズ不動産投資顧問・山田 純男/開札対象物件が増加/人気物件には大量の入札/占有問題なく早い商品化
今年に入り対象物件数の増加は顕著であるが、開札の回数は昨年よりむしろ少ない(昨年1~3月で7回に対し今年は1~3月で5回)。したがって、1回の開札対象物件がとても多くなっている。4月9日開札では、150を超える物件が一気に開札となった。昨年1年間の1回あたりの平均開札物件数は75物件であったから、昨年の2倍に相当する。
1回の物件数が多い開札の場合、少ない場合よりも落札1物件に対する入札本数が ...