ハウス・住設
連載
住宅時評 トレンドを斬る(528)/ハウジングライター・藤原 利彦/セキスイハイムが好決算、その背景/大きいリストラ効果/受注の増加は新商品戦略
米国発の金融不安が世界に広がるなど景況感が悪化する中、積水化学工業住宅カンパニーの2009年3月期中間決算は売上高2119億円(前年同期比11億円増)、営業利益86億円(同24億円増)の増収増益決算。上期の受注が6%増と好調だったことから通期売上高を80億円増額修正し、4360億円(同160億円増)とした。中間期に増額修正するのは12年ぶりという。営業利益は期初予想通りの200億円(同59億円増 ...