土壌汚染地の活用を視野に置いた行政の施策策定に向けた動きが本格化し始めた。環境省は、土壌汚染地に関する取り組みの方向性など土壌環境施策のあり方について今年度の中央環境審議会に諮問し、制度見直しに関する検討を本格化させる。国土交通省では、実態把握に取り組んでいた研究会の中間報告を受け、今年度は具体的な施策の構築に向けた活動を開始する予定だ。中央環境審議会の検討内容次第では、成立後10年経過した２０ ...