クロスボーダー資金の活発化と三角合併の解禁によって２００７年は日本市場でもＭ＆Ａ（合併・買収）が注目を浴びた。不動産業界も昨年から今年にかけて大手デベロッパーや不動産ファンド、外資系投資銀行などによるＭ＆Ａが目立った。仕掛ける側は大量の不動産を保有している企業への関心が高く、Ｍ＆Ａ市場のキーワードの一つに「不動産」があげられる。 ■三井不　日比谷開発主導か／菱地所　丸の内の外に活路 　保有 ...