分譲住宅市場は雲行きが怪しくなり、二極化傾向が鮮明になっている。在庫が増え、「価格改定」、それも二度、三度と分譲価格を変える物件が増え始めた。一方で、事前反響がよくその勢いのまま売り切ってしまう物件もあり、住宅分譲市場はまだら模様の様相を呈している。舵取りのむずかしい局面であるのは間違いない。（住宅ジャーナリスト・櫻井幸雄） ■マンションは高付加価値型に注目 ［マンション］ 　昨年まで都心湾 ...