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天壌無窮(73)/桜花のなかの和洋庭園/コンドルの偉業と光陰

 「都心にこんなに静かなところがあったんですね」…近くの女性が言葉を交わした。\n 緑の芝生と石畳。高台の西洋庭園の中央、二層噴水の水音だけが聞こえている。その先には満開の桜の屏風が。風に吹かれて、時折、花びらがはらはらと舞う。樹々の間から和風庭園の俯瞰。石段を降りる。木洩れ陽と交叉する匂いやかな桜が光彩を放つ。中ノ島から大出島に架かる太鼓橋。蓬莱岩、睡蓮池が一望に見渡せる。築山の間には桃色のミツ ...

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掲載日: 2003年5月1日