（財）日本不動産研究所は５月１０日、「第１６回不動産投資家調査」の結果をまとめた。投資対象不動産の利回りは東京の丸の内や大手町、地方中核都市などの全用途で低下傾向ではあるものの、一部地域で低下幅に縮小傾向と底打ち感が見られ、新規投資意欲は依然として高く、９割超の投資家が新規投資に積極的としている。都内と政令指定都市のオフィス賃料水準は、改善傾向に地域差が出ているほか、借入金利とリスクプレミアムは ...