分譲
連載
建築家・碓井民朗のマンションの常識・非常識(7)/ディテールの良さの積み重ねが空間を良質にする(2)/弱者配慮へ設計ひと工夫
今週も引き続き、良いディテールの話をいたしましょう。和室とリビングの間の扉(襖)の高さをいまだに6尺(1・8メートル)にしているマンションが見受けられますが、70~90平方メートルの住戸内で高さが違う建具を使うと見苦しいものです。押入れの襖高さも合わせるべきです。\n さらに、住戸内には部屋の出入口の木製扉のほかに収納扉もあります。この収納扉の高さも、部屋の出入口扉や窓サッシの上端に揃えると空間 ...