不動産流通・売買・仲介
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競売物件 東京地裁 開札トピックス(444)/増加傾向の対象物件/平成6年以降設定の抵当権/ゆとり償還の破綻目立つ
東京地裁は3月7日開札をもって平成14年度の開札スケジュールを終えた。平成15年度は総計で48回の開札が予定されている。このペースはほぼ前年度と同じであるが、平成10年から続いてきた対象物件の減少傾向に、歯止めがかかってきた感がある。\n そもそも競売物件は、全国的に見るとこれまでも目立って減少はしていなかった。減少していたのは東京をはじめとする首都圏であり、大阪をはじめとした地方はむしろ増加傾 ...