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【顔】木造密集地域の防災に注力墨田区耐震補強推進協議会・岡本 博(おかもとひろし)さん/「災害から街を守るためには地域住民の意識改革が不可欠」

 東京・墨田区で活動する「墨田区耐震補強推進協議会」の事務局を務める。同協議会は木造住宅の耐震診断・改修の普及促進を目的に、地元の建築士協会などが中心となって今年6月に設立された。  墨田区は東京都直下型の大地震が起こった場合、最も大きな被害が出る地域と言われている。耐震基準に満たない木造住宅が密集していることがその理由だ。  「住宅密集地域には高齢者が多く、中には改修を諦めている人たちも多い。コ ...

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掲載日: 2006年9月25日