不動産流通・売買・仲介
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競売物件 東京地裁 開札トピックス(615)/背景には空室率の上昇/供給過多で選別強まる/立地による二極化
現在の不動産市況について、よく言われるのが「二極化」である。不動産業関連の会合に顔を出すと、多くの会社さんが売れる物件と、売れない物件がはっきりしていると口にしている。
そして売れるか、売れないかの違いは、とにかく立地にあるとおっしゃるケースが多い。逆に立地の優れた物件は多少の「難」は苦にしないという。
9月8日開札において、鉄骨造で古いマンションに入札が多く集まった。一般的に鉄骨造の区分所 ...